使い手に合わせたテーブル＆チェア

Ｖｉｇｏｒｅの松崎です、こんにちは。

今日の名古屋は降ったり止んだり、なんだかスッキリしないお天気。

本日はお店を抜け出して、何件か名東店からの納品立会いに行ってきましたが

幸いにも納品の際は雨に降られることがなく、晴れ男の本領発揮。

一気にご紹介すると長くなってしまうので、まずは朝一番にお邪魔した

日進市のＨ様邸をご紹介。

テーブルとチェア＆ベンチ

テーブルとチェア＆ベンチのお届けです。

H様はダイニングテーブル&チェアのお買い替えでご相談いただきました。

H様は以前に海外で生活されており、その時買ったダイニングをずっとお使い

でした。海外の製品だったためテーブルやチェアの高さは国産のものと比べると

高く、長く座ってられなかったり、使い心地が悪いのを我慢されていたそうです。

テーブルの高さが770mmとのことでしたので、日本人にとっては確かに高すぎます。

飛騨高山産のチェア『シズクル』

チェアはいろいろお試しいただきましたが、掛心地の良さからご夫婦ともに

「シズクルチェア」をお選びになりました。素材選びは迷われましたが、天然木は異なる

素材で合わせてもあまりケンカしないことや、長く付き合う製品だから使う人

それぞれが気に入った「マイチェア」でコーディネートするお話をしたところ

H様にも共感いただき素材や張地はご夫婦それぞれにお好きなもので。

奥のウォールナットがご主人、手前のナラ材が奥様用のチェアです。

熟練の職人による削り出しの背もたれは腰部を絶妙にサポートしてくれるので

ローバックながら背当たりが良く、中央をくりぬいてウェビングを張り込んだ座面は

底付き感のない掛心地と軽量化を付加しています。

躍動感のあるウォールナット無垢天板

テーブルは木目の美しさや経年変化の様子を気に入られてウォールナットで。

天板下の幕板がないデザインなので、足を組んだりしてもゆったり使えますし

アームチェアを合わせても幕板と干渉しないのでテーブルに椅子をすっきり

納めることができます。

圧迫感のないベンチ

お子様がまだ小さく友達を連れてきたりすることやキッチンへの出入りを考えて

多人数にも対応しやすく動線を広めに取れる片側ベンチのスタイルで。

座面中央をくぼませてあるので、お尻の納まりが良く掛心地も良いです。

チェア&ベンチの座面高やチェアとテーブルとの差尺は、人体寸法の比率から

目安となる適正な数値が計算できるので、それを元に微調整してH様に合わせた

設定にいたしました。

名東店にお越しいただいたことがある方はご存知かと思いますが、ショップには

靴を脱いでお試しいただくスペースを各フロアに設けてあります。

実生活に近い環境で体感していただき、掛心地や高さの設定を決めやすいように

するためです。

靴を履いた状態で掛心地が良くても、家の中では靴を脱ぎますものね。

使い手に合わせた設定と、気に入った素材や張地で作ったものは、長く愛着を

持ってお付合いいただけることと思います。