テーブルメンテナンス

名東店の松崎です、こんにちは。

昨日はお休みいただいておりましたが、暑かったですね～。

小学２年生の長男が上の服を脱いで肌着で帰ってきました。

さて、本日も天気が良いのでテーブルのメンテナンスをしてあげました。

ショップの入り口に置いてある「Quaranta」。

目立つシミやキズが付いて可哀相だったので、メンテナンスしてあげました。

シミや、画像では分かりにくいですがキズも結構ついてます。

反射して見にくいですが、中央に輪ジミ。

メンテンス方法は、表面を全体的に研磨してオイルを塗ってあげるだけ。

まず、表面を研磨します。

写真は半分ほど研磨した状態。

全体的に研磨したところです。

色が白くなっていますが、ウォールナットの素地はこんな感じです。

オイルを塗ると深い濡れ色になり、見慣れたウォールナットの色になるので

ご安心を。

最初は粗いサンドペーパーで研磨して、徐々に細かいもので仕上げていきます。

最後に軽く水拭きしてケバ立ったところを軽く研磨して仕上げ。

研磨したらオイルを塗っていきます。

写真は半分ほど塗ったところ。

オイルは顔料などが入った着色タイプではなく、クリアオイル。

「濡れ色」と言いますが、雨が降るとアスファルトの色が濃くなるのと同じで

ウォールナットがオイルを吸って色味が深くなっています。

全体的にオイルを塗ってしばらく木に吸わせます。

塗ったそばから吸っていきます。

しばらく置いたら吸いきれなかった余分なオイルを乾拭きして完了。

木目で分かるかと思いますが、最初のシミがあった部分。

きれいになりました。

同じく輪ジミがあったところ。

こちらもきれいになりました。

そういえば、研磨するとよく分かりますが材種によって芳香も違うんですよ。

ブラックチェリーは甘い芳香、ウォールナットは少しビターな感じっていう風に。

ひとくちに「木」といっても、それぞれいろんな個性があって面白いですよね。

ショップの家具たちは時間のあるときに、時々メンテしてあげてます。

自分の家具ではないのですが、自分たちが生み出した製品であることと

手を掛けている分だけ、僕たちの愛着はとっても深いです。

子供のようなものですかね。

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