2013.03.04
「至高のソファ」新作ウッドフレーム「Ritto」
名東店の松崎です、こんにちは。
春らしく暖かい気候になってきましたね。
ショップの家具にオイルを塗っていると、薄っすら汗ばんでしまいます。
でも、気候が良いと、メンテしていても気分が良いです。(^^)
さて、「至高のソファ」フェアを開催中の名東店ですが、昨日ご紹介の「Fila」に
続いて、ウッドフレームの新作「Ritto」をご紹介したいと思います。
横顔や後姿に意匠を入れやすいのがウッドフレームの特徴。
一見すると、ごくシンプルなフレーム。
しかし、緻密なディテールが上質で精悍な雰囲気を生み出しています。
背面は材を横に渡した、水平を強調するデザイン。
「Aria」や「Fila」のように格子状のリズム感ある意匠を「動」とするならば、意図的に
手数を抑えた潔い意匠の「Ritto」は「静」と言えるかもしれません。
大きく抜いた意匠の背面は軽やかで、遮蔽感がないので背面からもファブリックの
カラーや質感を楽しむこともでき、水平を強調する意匠が安定感を感じさせます。
昨日ご紹介の「Fila」と同じように、座面後傾に合わせて接合されたアームと前脚。
「Fila」と異なるのは、後脚とアームの見えがかりを直角に組んであるので、横顔が
ややボトムに向かって絞られたフォルムになっている点。
シンプルですが、華奢でチープに見えないよう、要所ボリュームを持たせた
意匠にしてあるのも特徴。
後脚には、「Fila」の材料よりもさらに厚い「8/4インチ」を採用。
軽快なのに、しっかり地に足着いた安定感を感じるのは、こんな材料使いから
来ているのでしょう。
さらに、アーム笠木の下にくる、鉄骨のウェブのように剛性を持たせるパーツを
内側で面あわせすることで、アームまわりのボリュームをかなり出してあります。
要所ボリュームを持たせた意匠ですが、無骨さではなく洗練を感じるのは
ディテールにも秘密があります。
後脚のボトムに向かったテーパーもそうですが、背もたれ笠木などのパーツには
微妙にカットを入れるなど、シャープさも加えてあります。
多面体形状にすると陰影も変わるので、単一パーツにも表情が生まれてきます。
少し玄人好みなのかもしれませんが、四季の変化や微妙な色彩・表情の変化を
楽しむ、繊細な感覚の日本人には好まれる粋な仕事。(^^)
おっと、肝心な掛心地のお話するのを忘れました。(^^;)
座面はややコシのあるタッチにするべく「55kg/㎥」のフォームをメインに、背は
もたれた時の安心感を意識して支持性重視の高密ウレタンを仕込んだフェザー
バッグ仕様。
「Aria」に比べて背クッションのマチを少し薄くしてあるので、相対的に座面の
奥行もゆったり感じると思います。
至福の掛心地です。(^^)
ぜひ、名東店でお試しを。
3月2日(土)~3月31(日)までVigore名東店で開催!
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