中川店

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2013.08.18

素材によって異なる『経年変化』。

中川店の渡辺です。こんばんは。

今回はVigoreで多くのお客様からご支持をいただいている

6素材の天然木無垢材を使った見た目にもユニークなチェスト、

広松木工の「SONO」シリーズの経年変化についてご紹介します。

無着色のオイルのみを使って仕上げた天然木は

樹種によって様々な経年変化をお楽しみいただくことができます。

木はご存知の通り天然の素材。伐採され、

木材になってからもずっと呼吸をしています。

天然木の家具でいう「経年変化」とは、時間の経過とともに少しづつ

深みのある味わい深い色合いに変わっていく様をいいます。

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こちらは中川店に来て3ヶ月程の『SONOチェスト070』。

置かれる場所や環境によって変化の速度は変わってきますが、

ショップの中で直接日の光が当たらない場所でも

数ヶ月単位で変化が見られます。

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名東店に展示の同じサイズの『SONOチェスト070』。

経年変化による色合いの違いがはっきりとわかりますよね。

では何故、時間の経過によって色合いが変化していくのでしょうか?

実は天然木の中に含まれるカテキン(日本茶の渋み成分として有名)が

酸化によってタンニン(湯呑に付着する茶渋の成分)に変化し

空気と触れ合う部分から順に着色がはじまるのです。

自然の摂理に叶った現象とも言えます。

原因が解ったところで、もうひとつ比較してみましょう。

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中川店に今週再入荷してきたばかりの『SONOサイドボード105』。

製材加工され製品となった無着色のオイルのみで

仕上げた素材そのものの色です。

「SONO」シリーズに使用されている天然木は上から、メープル、チェリー、

ウェンジ、チーク、ウォールナット、パドゥークの6素材です。

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こちらが名東店に約2年ほど在籍している『SONOサイドボード140』。

貫禄があるというかオーラが出ているように感じられますが、

どこか愛着が湧きます。

「SONO」シリーズに使用されている6素材は相対的にカテキンの含有量が多く、

時間の経過による色合いの変化が比較的おおきいと言われています。

ちなみに、カテキンの含有量が少なく、色合いの変化が小さいのは、

ナラ材(ホワイトオーク)、ブナ材(ビーチ)といった材種です。

6素材それぞれの「経年変化」を楽しむことができる『SONO』。

天然木家具は家族と共に呼吸をし、日々の暮らしの記憶が刻まれていきます。

中川店と名東店ではただ展示商品が違うだけではなく、

ご購入後実際にお使いいただいた経年変化による表情の違いなど、

さまざまなシーンでのご提案をさせていただいております。

Vigore両店舗へご来店いただき、天然木家具の魅力を感じて下さい。

 

 

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