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WORKS

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名東店

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スタッフ松崎・自邸 納品事例

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WORKS ITEM

納入商品

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    D グランデ

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  • オーダーメイド家具

    オーダー家具 ウォールキャビネット(リビング用)

  • オーダーメイド家具

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  • オーダーメイド家具

    オーダー家具 ウォールキャビネット(キッチン用)

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  • チェア・スツール

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  • チェア・スツール

    TCW2031

  • オーダーメイド家具

    オーダー家具 下駄箱

  • リビングボード

    ベルデ コンソールチェスト

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EXPLANATION

詳細情報

名東店の松崎です、こんにちは。

久しぶりの晴れ間で日課にしている朝の運動に出かけたらセミの鳴き声が。

梅雨明けして夏本番を迎えるまでもう少しでしょうか。

さて、私ごとですが、今度住まいが変わるのを機に家具を新調しました。

皆さんのインテリアづくりの参考になればと、納品事例のひとつとしてご紹介させていただきます。

全体的に自分の嗜好に基づいていますが、どちらかというと「現在」の自分にフォーカスするのではなく、自分が年を重ねて50、60代になった時でも好きかどうか、使っていて相応なイメージかを想像しながら計画してあります。

ウォールナット材でコーディネート

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リビング。

 

 フローリングはウォールナット材にしましたが、穏やかで落ち着いた雰囲気にするため、家具もウォールナット材にし対比を抑えて調和させるコーディネートで。

 

カラー的には賑やかな多色にするのではなく同色系の濃淡で変化をつけながらアクセントで色を挿し、子供っぽくならないようトーンも深めでセレクトしています。

 

少し雰囲気が出るようにダウンライト中心の照明計画にしましたが、蛍光シーリングライトなどのように全般に拡散する明かりに比べ、点の光源は陰影をくっきりさせてくれるので、家具は凹凸やカットが入ったディテールのものを合わせて。

AUTHENTICITYソファ『Dモデル』

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ソファは『AUTHENTICITY』のDモデルを。

子供たちと場所の取り合いにならないよう、サイズはW2,200のグランデタイプで。

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 リビングに入ってすぐの位置へのレイアウトになるので、圧迫感なく軽快なイメージのウッドフレームは個人的には最適解。

多面体フォルムのアーム、背面格子やカットを入れたディテールなど、陰影が出やすいデザインなので、作りたいイメージにも合っています。

しかし、このソファの一番のポイントは、デザイン偏重でなくきちんと掛け心地部分も作りこんであるところ。

家具の役割を考えると、長く使った先でも愛せるかどうかは見た目の良し悪しによるのではなく、むしろ道具としての機能性、有用性に由来するところが大きいことでしょう。

オーダーボード(リビング)

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リビング壁面にはTVボードとウォールキャビネットを。

キャビネットを壁面施工にして間の壁面を露出させることで、収納スペースを確保しながら見た目の圧迫感を軽減させています。

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本体の箱はカットを入れた面形状にすることで見えがかりを薄くシャープに見せながら、陰影を生みやすいフォルムとなります。

機器類収納部にはアンティーク調のブロンズガラスを。

風が水面に描く波紋のような型押しがしてあるカラーガラスなので収納物が丸見えにならず、素材のもつクールな印象を和らげ温かみのあるイメージになります。

配線経路にも配慮して設計してあり、ケーブル類が露出せずボード内部で完結するのでTV周りもすっきり見えますし、一方で台輪にコンセントを仕込むことで掃除機や扇風機、ホットカーペットなどがきちんと使えるようにも配慮してあります。

縦格子が印象的

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ウォールキャビネットは、中身を全く見せない隠す収納で。

こちらも陰影を生みやすいような仕掛けにするとともに、ソファに少しリンケージさせる目的で格子の意匠を。

外のテラスからリビングを見るとソファの背中越しにこのウォールキャビネットが来るので、見た目の繋がりも良くなります。

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キッチン。

リビングに入ると正面の位置にくるのが、このキッチンのウォールキャビネットがある壁面。

生活感が出ないよう板戸で隠す収納にしながら、インテリアとしての意匠性を付加するべく突板の装飾貼り『矢羽根』で設計。

オーダーボード(キッチン)

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収納の仕様は、旧居で使っていた造り付けの収納を基に設計。

以前の住まいで特に不便も感じていなかったですし、使い慣れた配置の方がストレスもないかと思い、引出や扉の割り付けはほぼそのまま再現。

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カウンターのトップには、お手入れしやすい素材としてメラミンシートを。

見た目はあまりチープにならないようにトラバーチン調の石目タイプで。

内装もお手入れしやすいようにとの家内の要望で、ポリ合板のホワイトで。

オリジナルダイニングテーブル

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ダイニング。

家族構成、ダイニングスペースから、テーブルサイズはW1,800で。

その奥にはちょっとしたワークスペースとしてデスクを。

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テーブルはやや大きめのサイズなのでボリューム負けしないよう天厚40mmのモデルから、リビングとのつながりも少し考慮して格子のレッグデザイン『Quaranta』をベースに、脚間を最大にするようアレンジ。

素材はやはりウォールナット材です。

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チェアはそれぞれ気に入ったものを合わせるマイチェアで。

左上の『CH-V』は自分用。男性向けのややゆったり設定ですし、自分で考えたチェアですからやはり一脚は必要だろうと。

左下『シズクル』は家内用に。ダイニングで寛ぐ時間が多いので、やや休息性ももたせた設定と出入りのしやすいセミアームデザインであることがポイント。家内に合わせて座面高を少し下げて調整してあります。

 右上『TCW2031』は長男や来客用。板座なので汚しても自分でメンテしやすいですし、格子デザインなのでテーブルやリビングとの相性も良いです。

右下はワークスペース用と来客時のサブチェアとして。使用頻度は高くないので少し見た目も重視して選んでますが、座り心地も良くきちんと肘を置けるのでPCでのタイプもしやすいです。子供たちにソファを占領されているときはリビングでも活躍します。

コンソールチェスト

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リビングとダイニングの間の壁面には電話台代わりにコンソールを。

帰宅した際に携帯電話や時計、鍵などを置く場所としても利用します。

リビングとダイニングの動線上でもあるのであまり大仰なものでなく、WEBでもご紹介している軽やかなイメージの『ベルデ』をベースに、少しカスタムしてオリジナルの真鍮つまみにしています。

オーダーボード(玄関)

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玄関。

造り付けでも下駄箱はあるのですが、よくある白や木目のシート仕上げがあまり好きではないので下駄箱も作りました。

この対面側にシューズクロークもあり収納容積はさほど必要でなかったので、箱の高さを少し小さくし壁面に浮かせて施工する方法にして見た目をすっきりと。

幅はW1,800とそんなに大きくないですが、箱の高さを抑えた分プロポーション的に横長になるので見た目もかっこよくなります。

あまり存在感が出ないよう凝った意匠は入れずフラットなデザインの箱にし、木目を通してシンプルに。

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こちらの内装も家内の要望でお手入れしやすいポリ合板で。

ツマミやハンドルのないフラットなデザインの扉なので、プッシュラッチ仕様です。

下駄箱脇には姿見ミラーとギャッベを合わせて。

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冒頭でお話ししたように、自分が歳を重ねていったときに使っていておかしくない相応なものをイメージしているので、素材のセレクトにも少し配慮しています。

天然木自体が経年変化で表情を変えていくのですが、真鍮やペーパーコード、アンティークガラスなど、使った先により味わい深く、良い意味で「枯れた」イメージになるものを入れています。

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 普段はやらないですが、今回は自分のために設計したものですし、記念になるようもう少し手を加えて。

真鍮のタグプレートを自作して、自分で設計した家具たちに取り付けてあげました。

市販のプレートに槌目を入れて、刻印ポンチで打刻し研磨。

10年20年後に味わいを増したプレートを見てニヤリとしながら、「もうこんなに経つのか」と振り返りたいと思います。

構造も吟味しているVigoreの家具は長く付き合う道具となります。

道具としての最適な形は使い手の暮らし方などにより異なりますので、デザインや仕様についてはあくまでも一例として皆様の参考になれば幸いです。

ただ、長く付き合えるがゆえに、「現在」の自分にフォーカスしすぎず少し遠い未来にも意識を向けることが良い家具選びになることは、多くの方に役立つ考え方かと思います。

きちんと自分に合った家具で暮らしを豊かにしたい方は、お気軽にご相談ください。

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