機材に合わせカスタムしたＴＶボード「CORRENTE」

名東店の松崎です、こんにちは。

穏やかで暖かい日が続きますね。

体を動かしていても心地良く、とても過ごしやすい季節です。

さて、名東店より瑞穂区・M様邸にＴＶボードを納品してまいりましたのでご紹介。

「CORRENTE（コレンテ）」テレビボード

M様はご新築を機にTVボードのご相談でご来店。

いろいろご覧いただきましたが、デザインは中を見せないすっきりとした意匠でありながら横顔も意識した存在感のある「CORRENTE」を気に入れらました。

天板、側面、前板、全てウォールナット無垢材

無垢材に細いスリットを刻み込んだイメージで、きちんと横顔まで意識してデザインしてあります。

ほとんどのお客様が空いてる壁面に対してテレビボードを目いっぱい置くのではなく、ＴＶに合わせたサイズで壁面の中央、もしくは左右どちらかに寄せて設置されるのに対し、横顔まできちんと意識して作ってあるテレビボードは意外に少ないのが現状です。

横顔も美しく、シンプルだけど存在感もある「CORRENTE」は、現代のリビング向きのデザインなのかもしれません。

側面と扉が合わさるコーナーの納まりを斜め45度にカットして合わせる「留（とめ）」にしたり、天板木端にカットを入れ扉を少しかぶせる納まりで天板の見えがかりを薄く見せたり、扉の材料を通して木目がきちんと流れるように木取りしたりと、手間を惜しまないディテールが、シンプルなのにチープではなく洗練された雰囲気を纏わせています。

サイズは有効壁面に対してスピーカーなど配置する機材が決まっていたため残りの寸法で設定し、収納部の仕様もアンプなど大型の機材もきちんと収納できるようカスタマイズしてご用意しました。

収納も大容量

テレビボードの両脇にはスピーカーが置かれます。

内部の仕様は写真のとおりで、左からアンプ、ＣＤプレーヤー、チューナー、ブルーレイレコーダーといった配置になります。

アンプはサイズの大きなものが多く既製品ではうまく納まらないケースがほとんどで、よくオーダーでご相談いただきます。アンプを置いても高さに多少余裕ができる内寸でしたので、可動棚を一枚入れてデッドスペースになりにくいようにしてあります。

機材を入れないスペースはインナーの引出で小物類の収納に。

溝付きのアルミのトレーが入れてあるので、DVD・BDなどのソフト類を背表紙が上にくる状態で収納できます。

無駄なく収納できタイトルも判別しやすく見たい物から出しても他のものが倒れないので、ソフト類のお手持ちが多いお客様は重宝されるかと思います。

配線にも配慮

表には出ない部分にもいろいろと工夫を。

背板を手前にオフセットさせて背面に空間を設けることで機器類の結線や配線処理がしやすいように計画してありますし、天板や地板に切欠きを入れて配線の取り回しも考慮してあります。
機器類の接続がテレビボードの内部で完結するのでケーブル類が露出せず、中を見せないデザインなので機材も丸見えになりませんし、とてもすっきりしたTVまわりになると思います。