ブラックチェリーのテーブル＆チェア納品。天白区・U様。

名東店の松崎です、こんにちは。

6月に入りましたね。

通りすがりに小学校から運動会の練習の声が聞こえてきましたが、最近は9～10月の暑い時期を避けて今頃の時期に運動会を開催するところも多いようです。

運動会というと秋のイメージでちょっと違和感ありますが、自分の子供時代とは気候もだいぶ変化していますし、子供たちはもちろん見学する父兄の体調・安全確保を考えると自然な流れなのかもしれませんね。

さて、本日は名東店より天白区・U様邸へテーブル＆チェアをお届けしてまいりましたのでご紹介。

シンプルなブラックチェリー材テーブル

転勤の多いU様は必要以上に家具を増やさずリビングテーブルを食事兼用にしてお使いでしたが、お子様も大きくなり手狭になってきたことや配膳・後片付けなどが大変なこともあり、新しくダイニングセットを用意したいとご相談いただきました。

いろいろご覧いただきU様が気に入られたのは名東店オリジナルデザインのテーブル「Eredita(エレディータ)」。

天板厚み４０ｍｍ

「Eredita」は8/4インチ厚材を加工して作るボリュームのある天板が特徴で、素材の良さが際立つようあまり意匠を入れずにシンプルに仕上げたテーブル。希少な厚材を使うのでボリューム感を損なわないようカットなどは入れずストレートの面形状にしていますが、手を置いたときの当たりなどが強くでないようエッジをやや大きめの2mmRで丸面取りすることで使いやすい道具になるよう配慮してあります。レッグも天板のボリュームに負けないよう、やや太めの90mm角でプロポーション良く。

反り止めの『「吸付き蟻桟』

デザインはごくシンプルですが、天板の反り止めに伝統的な木工の仕口(しくち)である「吸付き蟻桟」を採用するなど、さりげなく高い技術を織り込んだ玄人好みなモデル。

セミアームチェア『プレーン』

チェアは「プレーン」をセレクト。

「プレーン」はやや幅をゆったり持たせた設定なので男性でも窮屈に感じることがなく、一般的な薄張り構造ですが座面の中央が窪んだ形状に成型した合板を芯材に使うことで底付き感のない掛け心地を生み出しています。

また、ちょこんと肘が掛けられるデザインは寛いでも過ごしやすく、ダイニングでの滞在時間が多い傾向にあり、なおかつ出入の多い女性にも使いやすいチェア。ファブリックは奥様の気に入られた深いブルーの生地で。

経年変化が楽しみなブラックチェリー材

素材は飴色に深みを帯びていく経年変化の様子を気に入られ、ブラックチェリーにて製作いたしました。

出来上がったばかりのブラックチェリーは、これぐらい明るい色をしていますが、ヌメ革製品のように味わいを増していく素材は育てる楽しみもあります。

木肌がキメ細かくスベスベしたタッチもブラックチェリーの特徴ですが、テーブルのようなアイテムは触れる頻度が高いのでその心地よさが良く分かります。

ゴールデンウィークを挟んだためお届けまで少しお時間をいただいてしまいましたが、楽しみにお待ちいただいた分愛着を持ってお付き合いいただければ幸いです。