存在感あるテレビボード「CORRENTE」などの納品

名東店の松崎です。

12月とは思えないポカポカ陽気でしたが明日からまた冬らしい気候に戻るようです。

激しい気温の変化に体調を崩さないよう、みなさまご自愛を。

さて、昨日名東店より尾張旭市・H様邸にテレビボードとダイニングセットをお届けしてまいりましたのでご紹介いたします。

重厚感のあるテレビボード「CORRENTE」

H様はリノベーションされるご新居用のテレビボードなどをお探しでご来店。

いろいろご覧いただいたなかで気に入られたのがテレビボード「CORRENTE」。

無垢材の木目の表情を活かした、ソリッド材にスリットを刻んだデザインは収納した機材などを丸見えにせずテレビ周りをとてもすっきりと見せてくれます。

上段がレコーダー類などの機材収納、下段がインナー引出になっています。

スリット部分はリモコンの赤外線を通す役割もしているので、扉を閉じたままで機器類のリモコン操作が可能です。

インナー引出には波型のアルミトレーが付属しており、DVDソフトの背表紙を上にして綺麗に並べて収納できます。

横顔も意識したデザイン

スリットは側面まできちんと回り込んでおり、横顔まで美しいデザイン。

H様邸のように側面が見えるレイアウトになる場合は特に映えます。

扉と側面が合わさる部分は互いの木口を斜め45度にカットして合わせる「留（とめ）」の納まりで材料の厚みが表に出ないので見た目もすっきり。また、天板は下端に少しカットを入れ、そこに扉をわずかにかぶせる納まりにしてあり、天板の見えがかりを薄くすることでぼってり見えないようなディテールにしてあります。

製品が醸し出すオーラのようなものは、こういうディテールへのこだわりから放たれるのかもしれません。

少しの工夫が大事です

事前に現場下見して判明したのですが、壁面のコンセントプレートが本体に干渉する位置に。

そこで収納部を50mmほど手前に控えた位置にして背面に空間を設け、干渉を防ぐとともに配線の取り回しをしやすくカスタムしてご用意しました。幅木を避けて壁面にぴったりつけるため、天板中央に配線用の切欠き加工も加えてあります。

配線が露出しないと綺麗ですし、壁にぴったりつけてしまえば不要なホコリの流入も防げます。

ウォールナット材のFREXテーブル

ダイニングには広松木工の「FREX」テーブルとベンチ、チェア「ペッカー」を合わせて。

くちばしのイメージしたセミアームチェアペッカー

ハーフアームデザインのチェア「ペッカー」はきちんと肘を置いて寛げて、なおかつ出入もしやすいデザイン。食事だけでなく食後にここからテレビをみたりリビングの家族と会話したり、ダイニングでの滞在時間が長くなっている現代にぴったりの設定。

アームの先端に垂直部材が入らない片持ちデザインなので、くるりと横を向いた時に太ももがフレームにあたることなく真横を向きやすく、前述の過ごし方をよりしやすいチェアと言えます。

細身のデザインですが、接合部は厚く残して組む「持ち出し」などの高い木工技術が注がれた丈夫な椅子です。

素材は木目や経年変化の様子を気に入られてウォールナット材にて。