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オーダーのキッチンバックキャビネットとテレビボード

名東店の松崎です、こんにちは。

日増しに春っぽくなっていきますね。

花粉症の方たちには憂鬱な季節かもしれませんが、寒いのが苦手なので徐々に過ごしやすい気候になっていくのが嬉しいですね。

 

さて、本日は名東店より天白区・U様邸に家具をお届けしてまいりましたのでご紹介。

U様は以前にダイニングセットをお求めいただいている顧客様。

このたびお住まいが変わるのを機にキッチンバックキャビネットとテレビボードをご相談いただきました。

 

キッチン内の収納は、取り急ぎ旧居で使っていたもの(ご結婚のときに購入された食器棚やレンジ台など)を運んでお使いでしたが、高さが不揃いだったり天井までの空間がデッドスペースになっていたりして使いづらくお悩みでした。

今までは転勤が多くなかなか住まいに合わせて家具を揃えるのが難しかったのですが、今回は戸建新築で住まいが変わることもないため、新居に合わせてぴったりのものを計画することに。

 

どこに何を収納するかや、どう使うかというイメージはある程度固まっていたため、奥様のご要望をヒアリングしながらプランニングしていきました。

ファーストプランは下記のとおり。

冷蔵庫スペースをよけた有効部分を使ってフルで計画。

レンジ台で縦の配列だった調理家電類を、使いやすい腰高の位置で横並びにレイアウトできるよう床側をカウンターに。

家電を配置するスペースを空けてそこから天井まではすべて収納に。

搬入や施工のことを考慮して4つのユニットに分割して製作し、現場でジョイントする仕組み。

このファーストプランを基に修正を加えながら形にしていきました。

 

各ユニットの最終的な仕様は下記のとおり(タップでポップアップ)。

 

壁面有効サイズは約W2,600mmですが、施工のために本体は実際の壁面サイズよりわずかに小さく作ります。取り付け後に隙間を共材で作ったフィラーという桟のような部材で埋めて仕上げます。

 

↑施工前の状態。既存の食器棚・レンジ台をどかして冷蔵庫のみに。

↓施工後。

外観はオーク材で。

天井いっぱいまで使った壁面収納とする場合、フローリングや建具など内装に近いイメージにして建物に溶け込むよう調和させてあげると圧迫感を感じにくくなります。

内装はお手入れしやすいようポリエステル化粧合板とし、カラーは明るく清潔感があるホワイトで。

 

キッチンカウンター部分。

ファーストプランではゴミ箱用のオープンは1ブロックのみで上段に根菜類を入れるワイヤーラックを付けたものでしたが、最終はオープン部分を広げる仕様で製作。

 

天板は汚れやすい部分になるのでお手入れしやすいようメラミン化粧板仕様で。

テクスチャはいろいろありますが、木の雰囲気が良いとのご要望からオーク柄のもので。

メラミン化粧板はキズに強く、防汚・防水・耐熱に優れるのでカウンタートップなどに適した素材。木口・木端部分は面材としてオークの無垢材を回しあまり違和感出ないように。

基本は天然木を使いますが、場所や用途によって適材適所で素材を工夫してあげるとより使いやすい道具になります。

 

カウンターの上段は引出に。

引出の深さは使い慣れた以前の食器棚に合わせて設定。レール仕様にしてあるので、お使いだった食器棚と比べるととても軽く引き出せます。

木目を通して作ってあるので見た目もすっきりで統一感があります。

 

奥様のご要望で、一箇所だけ格子の意匠を入れた扉に。

全部フラットにするのも何かつまらないのと、よく使う食器類などどこにあるか気配が分かる部分があると便利ということで。

格子は意匠を加えながら中を丸見えにしないので、こういう使い方も良いですね。

 

扉には耐震ラッチをつけて。

普段はツメの部分がロックされていないので普通に扉を開閉できますが、地震で揺れて中の重りが傾いた時にロックされて扉が勝手に開かない仕組みです。

 

冷蔵庫上のユニット内部。

壁側にコンセントがあるのですが、これをよけて箱を小さく作り収納容積を少なくするのももったいないので、箱で覆いながら干渉する部分を切り欠いてコンセントが死なないように。

地板に配線孔を設けてあるのでそこから下にコードを抜いています。

配線も目立たなくてすっきりしますね。

 

ツマミやハンドルなどは付けずに彫り込みの取手にして出っ張りのないフラットなデザインとしました。

今までキッチンの動作空間を狭くしていたゴミ箱も本体に納められますし、大容量の収納で納まりきらなかった物たちも余裕で片付いてキッチンが広く使えます。

レンジや炊飯器、ポットなど、調理家電類も使いやすい位置にレイアウトされるので、キッチンでの動きはずいぶんストレスないものに変わるかと思います。

 

 

また、テレビボードも合わせてご相談いただきました。

ショップでご覧になったテレビボード「HORIZONTAL(ホリゾンタル)」を気に入られ、それをベースにU様に合わせてカスタム。

 

幅は壁面に合わせてぴったり、W1,580mmで設定。

当店は自由設計なので、サイズも各方向ミリ単位で設定可能です。

レイアウトは中央が機器類収納で左右が引出。

 

向って右側の壁面に電源やアンテナの出口があるため、こことの干渉を防ぐよう箱の右側に50mmほど空間を設けて。正面には化粧パネルを入れててあるので壁につけてしまえば奥は隠れますし、引出の前板を化粧パネルにかぶせる納まりにしてあるので外観からはここに空間があるようには見えません。

背面側にも配線用に空間を設けてあるので配線もしやすく、本体内部で配線が完結するのでケーブル類の露出もなくテレビ周りがすっきりします。

 

向って左の引出内部にはリモコンや細かいものの収納に便利なよう、浅いインナー引出を入れて。

収納部の仕様も自由なので、ご要望にあわせて形にできます。

 

機器類収納部は手前に開くフラップ扉にて。

スリット部分から赤外線が抜ける仕組みなので、扉を開けなくても機材のリモコン操作が可能。

ホコリの流入防止で裏面にはガラスが入れてあります。

 

「HORIZONTAL」は組格子の基本デザインですが、下半分をフラットとしスリットを細くすることでよりシンプルかつ木目の表情が活かせるようにカスタム。

天板と前板・扉の召し合わせ部分は、互いの木端を斜め45°にカットしてあわせる「留(とめ)」の納まりにしてあるので、天板の厚みが表に出ずすっきりとした印象に。

デザインやディテール部分についても自由にカスタム可能です。

素材は以前購入いただいたダイニングセットに合わせてブラックチェリー材にて。

 

施工が終わったキッチンバックキャビネットをご覧になった奥様から「前からあったみたいに馴染んでます」とのお言葉をいただきました。

わたしたちは思い描いたものをそのまま形にできるショップなので、脳内イメージそのままに仕上がった家具を見てそんな風に思われたのかもしれませんね。

ご満足いただけた様子に安心しました。

 

U様、本日は施工にお時間いただきありがとうございました。

末永くご愛用くださいませ。

 

 



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