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文明が進化していく過程で、私たちの住まいは大きく変わってきました。「住まいの本質とは何か」ではなく「低コストでスピーディー」というように、地球環境やそこに住まう人の健康など全く考えずに住まいやモノを作ってきました。しかしその結果、自然は人間の欲望の犠牲になり続けてきています。
さらに近年は人間にたいしても「シックハウス症候群」などに代表されるような様々な弊害があることが分かってきました。

昔の家は土間があり、畳があり、障子があり、壁は泥壁と漆喰で家の中に入った瞬間に心が落ち着き、冬暖かく、夏はひんやりとして心地よさを感じました。それを構成しているものは全てがその地にあった金のかからない自然素材でした。先人達は季節を感じながら、自然の産物を上手に使いこなしてきました。

筑後に「い業」が創生して400年。爾来、筑後の自然の中でおおらかに育まれてきました。その間職人達はいわば自然の職人だったのです。素朴な筑後の自然の香りを、織り続けてきたのです。
「いぐさ」は筑後の自然を大切に暮らした人たちの心の暖かさそのものだったのです。

かけがえのない自然を見事に織り込んできた先達の熱き心を今に伝えたい。
それが添島勲商店のテーマです。

添島勲商店製造工程

1.い草の栽培

2.い草のチェック

3.デザイン

い草(藺草)の栽培は、寒い冬に水田に苗を植えて暑い夏に刈り取る。
厳しい作業と多くの手間を要する。

一番上質のい草を必要とする掛川のために、入念にい草を選別する。
いぐさ草の長さは主に130cm以上の中太で径が揃ったものが選ばれる。

長年の経験で色彩のバランスを考慮し、新しく染めたい草を選んで構成する。
頭に描かれたものを実際に少量ずつ織、その中から今年の柄を決める。

4.染め

5.長さ色ムラ折れのチェック

6.織り

染めは温度と時間タイミングを計って水を差し染まりやすくする。い草がムラなく染まるように長いい草を一本一本慎重にほぐす。

長さが足りないい草、折れたい草、色の調子が揃っていないいぐさ草を抜き出す。微妙な色違いが織りに影響する。織り傷を出さないために。

掛川織りは筑後地方独特の織りで、花ござの逸品である。綿糸はい草の抵抗が大きく織り難いが、自然のい草には天然素材を使わなければならない。

7.天日干し

8.長さ揃え

9.仕上げ

織り前にとったい草のくせ直しをする、加湿(かし)の水分を飛ばすために、裏側を天日干しをする。
掛川は1時間ほどで十分乾燥する。

経糸(たていと)だけを着るように両刃の刃物で、サイズに合わせて長さを切りそろえ、経糸で綴じる。

掛川の表面をヘチマでこすり、余分な染料を拭き取りい草に艶を出す。
目に見えなかったい草の折れの織り傷を、一目一目確認し手直しする。

15件の商品がございます。 価格順新着順
最後に辿り着く、本物のソファ

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