窓のような不思議な鏡。桑名市・I様邸、納品事例

名東店の松崎です、こんにちは。 ここ数日の寒さとは打って変わって、暖かく過ごしやすい陽気。 昨日、名東店より桑名市・I様邸にお届けしてきましたのでご紹介。

ウォールミラー「Finestra」

I様は洗面台のミラーをお探しでした。 なかなか気に入るオシャレなものがなく、たまたま当店WEBでご覧になった 「Finestra」が目に留まりご来店いただいたそうです。 「Finestra」は置き鏡としても使えますが、I様邸は壁面に施工しました。

取り付けはドッコ式

施工は「ドッコ式」で。 ドッコとは、片端を斜めにカットした桟。 これを壁面とミラー背面に固定し、ミラーをフックする方法です。

取り付け位置に合わせて、壁面側のドッコをビスで固定。 間柱などの下地がなく、中空の石膏ボードの場合はボードアンカーを打って ビスが効くようにして施工します。

ミラー背面にもドッコを固定。 あとは壁面のドッコにフックするだけ。

ビスや桟などが露出しないので、きれいな納まり。 壁面に浮いたように固定されるので、すっきりした印象です。

フレームの正面にはカットを入れてあるので、適度な陰影が出て上質な雰囲気。 コーナーは４５度にカットして合わせる「留（とめ）」継ぎなので、材料の厚みが 露出せずすっきり上品な納まり。 カットを入れた面形状での留継ぎは精度の高い加工が要求される難しい仕事。

フレームの見込み（奥行）を深くしたミラーは、フレーム自体が映りこむので 窓のように見える錯覚が面白く、ちょっと物を置いたり飾ったりできるのも便利。 施工が終わってご覧いただくと「かっこいい～」と喜んでいただき安心。