スタッフ古川邸施工例　～TVボード＆吊棚編～

こんにちは。名東店の古川です。

私事で大変恐縮ですが、先日、無事に新居が完成しました♪

建築の打ち合わせ段階から家具の配置・サイズ・使いやすさなどを考慮し、

後回しになりがちな家具をメインにした家作りです。

そんな我が家を何回かに分けてご紹介させていただきます。

まずはリビングのTVボードとウォールキャビネットの施工例です。

ブラックチェリー材で製作

中央の機器類収納部は細めのルーバータイプの扉、左右はスライドレール付きの

引き出し収納になっています。

機器類収納部には、手持ちのブルーレイ・Wii・コンポなどが効率よく収納できるように

サイズを考慮してあります。

住宅の打ち合わせ段階においてコンセント位置をテレビボードの背面オープン部に

することで配線類などはすべてボード内に集約される形になっています。

正面から見たイメージ。脚部は重さが出ないように幕板をつけたレッグタイプに

することで空間に広がりがでます。また脚部を本体より内側に取り付けることで

家の幅木を避けるようになっています。

アクセントに横格子を

ルーバー部は6mmの無垢材を戸枠に埋め込んで製作してあります。

また開閉は取手がいらないプッシュラッチ式を採用しました。

引き出しの前板はブラックチェリー無垢材です。

こちらも中央部と同じくプッシュ式にて。内部はVigoreでは標準の蟻組で組み上げ、

底板は6mm厚を使用しています。

ウォールキャビネット施工

吊棚は将来的に今のテレビより大型に買い換えた際にも違和感がないように

少し高めに取り付けました。

扉は横方向に木目が通るように木取りしてありますので、ブラックチェリー材の色が

変わっていってもチグハグな感じになりません。

枠部分は無垢材を45度に削りだし、木口(木の断面)が見えない留加工にて製作

してあります。また扉部分の正面は突板ですが周りの面縁は3mmの厚さの

無垢材を貼り付けてあります。

今はまだ淡い色合いですが、これからだんだんと深みが増し、バーチ材の

フローリングとのコントラストが楽しめそうです。