オーディオのために制作したTVボード＆ウォールキャビネット

こんにちは。名東店の古川です。
名古屋では昨日の雨で梅雨らしくとても蒸し暑い日となっています。
こんな日はフローリングや家具もべたべたとなる印象をお持ちの方も多い とは思いますが、天然木をオイル塗装で仕上げた家具は呼吸をするため こんな日にもサラッとした手触りです。
使い心地がよいのは自然が作り出した素材のおかげです。
さて昨日は千種区のH様邸にお届けしてきました。 雨を心配していましたが、搬入中は奇跡的に雨が降らず助かりました。 H様はリフォームをご検討中にご来店いただき、ご主人の趣味でもあるお手持ちの オーディオ類が収納できるテレビボードをお探しでした。
本格的なオーディオ機器は 奥行きもあり、一般的なテレビボードでは収納できないことが多くH様もいろいろと お探しになられた結果、オーダーで制作することとなりました。

ご要望にお応えてしてブラックチェリー材で製作

テレビボードの両サイドには縦型のスピーカーを配置するため、 ウォールキャビネットに対して小さく制作しました。

テレビボード両サイドにスピーカー設置予定

リフォームの計画と家具選びを同時進行して進めていたので、コンセント位置も テレビボードの開口部のサイズに合わせられていますので配線なども楽に 行うことができます。 またテレビボード内部の仕様はあらかじめお聞きしたお手持ちの機器類の サイズを基に設計してありますので綺麗に収まります。

コンセントと部分の背面をくり抜き

テレビボードはVigoreオリジナルデザインの『Horizontal』をベース設計しました。 お手持ちのアンプなどの奥行きと配線などを考慮して テレビボードの奥行きは600mmで制作しました。

天板を10mm長く制作することで家の幅木を避けることができ、テレビボードの 天板面と壁面に隙間ができず綺麗な収まりになります。

天板の背面を１０ｍｍ長く

壁面に施工したウォールキャビネットは本体の中に扉が収まるインセットの仕様。 内部は可動棚が付いていますので収納するものに合わせて変えられます。 奥行きはアナログレコードのサイズに合わせて制作しています。

施工完了

お届けの際に「作ってもらって良かった!」と嬉しい一言をいただきました。 素材は経年変化で深い色合いに変化するブラックチェリー材で制作いたしました。