矢羽根貼りを採用したオーダーカウンター下収納ボード

こんにちは。名東店の古川です。

先日、岐阜市・H様邸へ矢羽根貼りを採用したオーダーカウンター下収納ボードを
お届けしてまいりましたのでご紹介いたします。
マンションなどでもよく見かけるカウンターですが、実際にカウンターチェアなどを置くことも少ないですよね。

オーダー家具で使わない空間を収納スペースにすることでお部屋のイメージも使い勝手も随分変わります。収納にお困りであれば参考になる施工例かと思いますのでぜひご覧になってみてください。

既存のカウンター天板下にぴったりと製作

H様はお家をご新築中でLDルームのカウンター下にオーダー家具をお考えでご来店いただきました。
大まかなサイズは分かっていたのでファーストプランを作成後、
現地へ採寸にお伺いしてご提案させていただきました。

オーダー家具ならではの美しい収まり

キッチンカウンター下の壁面サイズに合わせて幅255㎝、高さ105㎝で製作。
既製品とは違い、オーダー家具ならではの美しい収まりです。

様々なものが収納できるようにデザイン

左右は観音扉の棚収納。棚板はすべて可動式ですので、収納する物に合わせて調整が可能です。中央はそれぞれ深さが異なる引出し収納になっています。
文房具などの小物類なども綺麗に収まるようになっています。

既存のコンセント位置を生かして機器類収納に

壁面の右下には既存のコンセントがあったため、背板部分に穴あき加工を施しました。また台輪部分にはコンセントを取り付け、普段使いにも困らないように配慮させていただきました

引き出し部分の内部は桐無垢材を蟻組(ありぐみ)で組み上げた堅牢な作りになっています。また底板も既製品によくある3mm厚のベニヤ板ではなく、6mm厚の桐材で製作しています。

ウォールナット柾目材の矢羽根貼りの扉

開き扉部分の前面は矢羽根貼りという装飾扉。ウォールナット柾目の突板を角度をつけ、左右上下対称に張り付けてあります。
通常の木目と違い、独特の意匠がでますし、重いイメージも軽減できます。

台輪(脚)はお部屋の幅木が避けられるように高さを調整し、後ろは幅木の厚み分内側にくるように加工してあります。