ウォールナット＆オークのオーダーTVボード。

中川店の松崎です、こんにちは。

本日は東海を中心に広い範囲で危険な暑さになっているようで、浜松市では40度を超えたとか。

熱中症は新型コロナと症状が似たところがあるため救急搬送の対応が遅れるケースもあるなんてニュースを目にしましたし、屋外屋内を問わず熱中症対策は十分に。

さて、先日中川店より北区・T様邸にオーダーのテレビボードを納品してまいりましたのでご紹介いたします。

オーダーメイドのテレビボード

T様はテレビボードのお買い替えをご検討でご来店。当店はWEBでお知りになったそうです。

いろいろご案内しながらご要望を伺っていると、ダイニングから視聴することが多くペットとして飼ってらっしゃるワンちゃんたちがボードの上に乗ってしまわないよう、一般的な物より高さのあるものをお探しとのことでした。50～60cmぐらいでお考えとのことでしたが既製品ではそこまで高い設定のものはなく、当店は自由設計でお客様に合わせてオーダー製作可能なことや具体的にどんなことが可能かなどをお話。

後日、オーダーで製作したいので相談に乗ってほしい旨のメールをいただきプランニングする流れに。

設置壁面の有効幅は余裕がありましたが、テレビサイズやバランスなどを考慮してW2,000mmで設定。足元はレッグではなく、見た目の安定感がある台輪式のBOXデザインにし、台輪は幅木とレベルが揃うようにH70mm、収納部の箱はH500mmの総高さH570mmで計画。

収納部のご要望としては、プリンターを収納したいことと、A4ファイル程度の書籍類を収納したい等が挙げられたので、それらを盛り込みながら収納部の割り付けや内寸を設定。

プリンターはブルーレイレコーダー等を収納する中央フラップ扉部分に、引き出して使えるようスライドカウンターを設けて置くイメージに。

書籍類向けの収納は扉&棚ではなく、深さのある引出を一か所設けて専用スペースに。

中央扉部分は収納したものを丸見えにせず、かつ扉を閉めたまま赤外線が抜けて機材のリモコン操作がしやすいよう、格子のデザインにて。

内部は背板を大きく切り欠いたり、天板地板に切り欠きを入れるなど、配線経路にも配慮。

本体の高さがあるので上段一列に浅めの引き出しブロックを設け、細かいものなどの収納がしやすいよう。上段引出はプッシュレール仕様でフラットな見た目にすることもできますが、意匠的に少しアクセントにもなるよう手掛けの彫り込みを入れる仕様で製作。

内装にはきちんと桐材を使って、四方蟻組・ベタ底など伝統的で堅牢な工法を採用しています。

本体箱の見付け面形状は少しカットを入れて留組とすることで陰影を生み、シンプルながらも立体感のある印象に。

素材はお使いのダイニングセットがウォールナット材とオーク材のコンビとのことで、同じ空間への配置となることから同様に素材をコンビ使いで製作。

まるでダイニングセットと同じシリーズのように雰囲気ぴったりに仕上がって良かったです。

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