オーダーキッチンバックカウンター＆ウォールキャビネット

名東店の渡辺です。こんにちは。
千種区・S様邸へ、オーダーキッチンバックカウンター＆ウォールキャビネットをお届けしてまいりましたのでご紹介いたします。

S様は以前にリビングボードをお求めいただいている顧客様で、この度はキッチンバックまわりの家具をご相談いただきました。

動線や使い勝手、家電やダストボックスのレイアウト等のイメージはある程度固まっていましたので、詳細な寸法などお打ち合わせさせていただきカタチはほぼ決まり。

次に扉のデザインやフレームの有無など、「用」だけでなく「美」もあわせてプランニングしました。
ウォールシェルフの高さ設定は、実際に手が届き使いやすい高さを店内の展示家具を使ってシュミレーション。

後日、採寸に伺い図面寸法を微調整し、最終的にご提案させていただいたプランで決定。

オーダーで叶えるこだわりのキッチンボード

壁と柱の間に隙間なく納まるよう現地で削り合わせる施工で、お時間がかかってしまいましたが、ピッタリ納まりご満足いただけました。

それぞれの『こうしたい』といったご要望を形にできるのがオーダー家具の最大の特徴であり、既製品ではできないまるで備え付け家具のように空間に馴染むのも魅力の一つだと思います。

木目を通したウォールキャビネット

ウォールキャビネットはフレームを見せず、圧迫感を軽減したすっきりしたデザインに。
シンプルゆえに流れるような木目が強調されています。

使いやすい高さでご提案

主に食器類や調理機器の収納スペースとなるため、上の方まで手が届き使い勝手を重視した高さに設定。
奥行も深くしていないので収納の奥まで見渡せます。

お気に入りの小物を魅せるシェルフ

バックカウンターとウォールキャビネットの間にはシンプルなウォールシェルフを一段。
お気に入りのものをディスプレーしたり、キャニスターや普段使いのマグカップなどを見せる収納として。

計算された収納スペース

右側下部のスペースにはダストボックスが2台並びます。
引き出し収納のサイズ、レイアウトは、コンセント位置や調理家電の設置スペースを優先的に考えて。

炊飯器の設置スペースは完全スライドタイプのレールを使用。
上裏は湿度調整機能のある「Moiss／モイス」を。蒸気を吸収してくれる働きがあるため水滴になるのを防いでくれます。

壁面ぴったりに現場で加工

天板は将来的に研磨やメンテナンスができる無垢材のオイル仕上げをセレクト。
採寸よりも数ミリ大きく製作しておき、現場で少しずつ削りあわせて納めました。