中川店

イベントギャッベ

2021.10.23

【ギャッベフェア】一枚に費やされる時間

中川店の松崎です、こんにちは。

昨日告知の「ギャッベフェア」、来週10/30(土)から開催です。

 

先日のお休みにふと思い立ってDIYしてみました。

なんだと思います?

そう、ギャッベを織る織機の模型。

 

ショップでギャッベご案内の際にどうやって織っているのかを口頭で説明しているのですが、にわかにはイメージしづらい方も多く、百聞は一見にしかずでご覧いただいたほうがスムーズかと作ってみました。

 

以前イランから織子さんが来てショップで実演してくれたことがあるので原理は知ってましたし、当時の動画や記憶を頼りに再現。

ちょうど良いウォールナットの端材もあり、ミニチュアサイズで制作。

 

 

縦にいっぱい張られている白い糸が経糸(たていと)。

一番下を玉止めしてパイルになる糸を結び付けていきます。写真は少しキリム織り(平織)してあります。

 

 

経糸を2本とり、パイルとなる糸(写真では赤色の糸)を結び付けていきます。

ちなみにギャッベは二重に結ぶ「トルコ結び」です。

一列織り終わったら横糸通して目を詰める。これをひたすら繰り返すイメージ。

 

動画も取ったので一連の動作はこちらを参考に。

 

 

決して不器用ではないですが、僕がやると1回結ぶのに10秒強。

以前織子さんが実演してくれた時の動画を見ると1回3~4秒。スローで見てやっと何をしているか分かるぐらい速いです。

 

ここで、200×150cmのラグサイズを織るのにどれぐらい時間がかかるか考えてみましょう。

 

糸の太さにもよりますが、1ノット(結び目)を2×2mmとした場合、上記ラグの大きさを埋めるには75万ノット必要。

1ノット4秒で結ぶとして300万秒。

時間にして約830時間。

ギャッベを織るのは女性の仕事ですが、四六時中織っているわけではなく、他の仕事や寝食など日々の営みを除いた一部が充てられます。

一日3時間織ったとして約9か月、4~5時間織って約半年といったイメージ。

試しに計算したところ、僕が織ったら約2年かかるようです。

大きなサイズは二人がかりで織ったりしますが、単純に半分としても相当な時間を費やします。

 

実際には羊の毛を刈ってスピンドルで紡ぐところから始まり、糸を草木染する工程、また織りあがったあとのシャーリングや洗い・乾燥なども含めると途方もない時間を費やして生まれているのがよく分かります。

 

とっても丈夫で年中快適に使えることは知っていても、どうやって形になっているかは意外と知らないもの。

ショップに置いておきますので、ご興味あるかたはぜひ織り体験してみてください。

ギャッベに対する愛情がきっと深くなることでしょう。

 

 

イベント詳細は下記バナー、もしくは「ギャッベフェア」から。

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