素材感を生かしたVigoreオリジナルTVボード。

こんにちは。中川店の渡辺です。

週初めから全国的に今シーズン一番の冷え込みとなりましたが、

今年の冬の寒さはピークを越えたと見て良い状況だそうです。

はやく暖かくなって欲しいと思う気持ちと、

大きな災害が起こらないことを願うばかりです。

さて、今日はVigore中川店でお薦めのテレビボードをご紹介。

シンプルなデザインの中に横方向に通った

一本のスリットガラスが特徴の「LINE（ライン）」。

本体と前板はそれぞれ6素材からセレクトできるので同一素材で制作することも、

素材を変えてコンビで制作することも可能です。

天板と前板は無垢材を使用しており、天然木無垢材の素材感を楽しめます。

ここからは、実際の施工例の画像を用いてご説明します。

先日お届けさせていただいた岡崎市・S様邸のテレビボードは

W２７００mmのウォールナット材、サイズオーダー仕様。

すべて引出仕様にて

中央部2箇所の上段は機器類の収納スペース。下段は引出し収納となっています。

両側は上下2段のそれぞれ深さの異なる引出し収納となっており、

上段はプッシュ開閉式、下段は静かに閉まる

ソフトクローズ式のスライドレールを採用しています。

ガラスの部分からリモコンを通します

ガラス部分の露出を極力抑え、すっきりとした印象を持たせるため、

扉を閉めた状態では機器がほとんど見えませんが

作動状況はランプの光で確認できます。

スリット幅は自由に設定できます。

前板は木目が繋がる通しの無垢材

前板の無垢材は一枚の材から木取りしているので木目が通っています。

経年変化で色合いが変わってもチグハグな感じにならず、

統一的な見た目は変わりません。

割り付けはお手持ちの機器類の台数や収納されるものによって変更可能です。

引出はソフトクロージング

スリットガラスはブロンズ色をセレクト。

前板に溝を掘りガラスをはめ込んでつなぎを取っているため

強度を持たせた8mm厚のガラスを使用しています。

他にブラックガラス、スリガラス、もちろん透明ガラスも選択可。

引出の箱は桐材で堅牢な『蟻組』『ベタ底』仕様

引出しの内装材は調湿性に優れた桐材を使用し、

古くからの伝統的な工法である「蟻組み」や「ベタ底」を採用。

堅牢で精度の高い加工方法を用いています。

長く使用できる高耐久な家具は熟練の木工職人によってしっかり組み上げられます。

幅木の高さに合わせて制作も

台輪は背面側を本体よりセットバックして制作しているので、

巾木に干渉せず本体がピッタリ壁に納まります。

巾木避けの他の方法として、

天板の背面側を10mm程度伸ばしたりすることもできます。

「LINE(ライン)」はショップデザインのVigoreオリジナルTVボード。自由設計なので「ここをこうしたい」などのカスタマイズが容易にできます。

W1,800/本体：ウォールナット材 前板：メープル材/ブラックチェリー材

割り付け変更、台輪幅・高さ変更

別注と言うとお客様からよく

「規格外のサイズや仕様を変えたりすると、極端に値段が高くなりませんか？」

などのご質問がありますが、その多くはプロパー品と呼ばれる

「既製品」にみられる傾向で、

販売店の商品セレクトや製造側の生産体制により異なります。

一般的に既製品を多く扱う家具メーカーなどは、製造効率を上げるため

ロット生産型（一つのアイテムをある程度の数量まとめて作る）の

スタイルを採用しているところが多く、通常の製造工程から外れる

イレギュラーな注文は敬遠されたり、別工程での積算から

費用が極端に割高になってしまうことがあります。

Vigoreのオリジナル家具は一点ごとに設計図面を作成し、

それを基に私たちの協力工房で製作というスタイルをとっていますので、

サイズオーダーはもちろん、ご要望に合わせた細かな仕様変更などが可能です。

完全受注生産なのでショップの展示品をそのままのカタチで制作するのも、

仕様を変えて制作するのも工房にとってさほど大きな違いはありません。

W1,800/メープル材

高さ変更、上段OPEN仕様

カスタマイズする内容にもよりますが、基本的には材料の歩留まりによる

価格の差であったり、部品や金具類などのパーツ代の増減や

技術的な加工費の変動となりますので、

製品価値から逸脱することなく、ご要望にあわせてご提案いたします。

その他、オリジナル以外にもサイズ変更や仕様変更など

対応可能な商品もございますのでサイズや仕様でお悩みの方や、

気になった方はお気軽にご相談ください。