シンプルデザインの存在感あるダイニングテーブル

こんにちは。中川店の渡辺です。

早いもので今年も残すところあと3週間をきりました。

師走の慌ただしさに焦らず、気を引き締めて

2014年の残りの日々を過ごしていきたいです。

さて、先日お届けしてまいりました瑞穂区・K様邸の納品事例ご紹介します。

K様はご新居にあわせたダイニングセットをお探しでご来店いただきました。

ご夫妻のお目にとまったのはシンプルなデザインながら

厚材を使用した重厚なダイニングテーブル。

シンプルなデザインのオーダーテーブル

材料の選別から製品になるまでのこだわり抜かれた工房の取り組み方など、

見た目にはわかりにくい細かな仕口を大変気に入っていただきました。

お部屋の間取り、動線を確保したテーブルレイアウトなどで

サイズを迷われましたが、お食事以外にも多目的に使用できるよう

幅にゆとりを持たせW1,600×D850mmで製作しました。

チェアは背当たりの優しさと、

肘を掛けたときの安定感を気に入っていただいた「キャップ」。

オーク材のフレームに座面をウォールナット材でのコンビ製作にて。

対面にはチェアと素材をあわせて板座のベンチをお選びいただきました。

天板厚み４０ｍｍ　脚はテーパー脚

厳選されたウォールナット材40mmの厚材を使用した天板に、

先細りのスタイリッシュな角テーパー脚を合わせた

シンプルなデザインのダイニングテーブル。

フィンガージョイントを採用

材の剥ぎあわせにはフィンガージョイントを採用しています。

指の形のように木口を波型に加工することで

接着面積が大きくなり接合強度を高めています。

天板と脚の接合部には目地

天板と脚の接合部には目地を入れ、シャープでモダンな印象に。

90mm角のレッグは先で50mmとなるよう

内側2面を削り出した角テーパーで製作。

チェアの収まりも良い

幕板のないすっきりしたデザインなのでチェアのアーム部も

干渉せず綺麗に納まります。

また、脚を組んだときにも窮屈さを感じにくいです。

飛騨高山産のチェア『キャップ』２素材

笠木部分は「曲げ木」で成形され、優しい背当たり感を生み出しています。

座面にはお尻と太ももがフィットするよう「座ぐり」加工されています。

ベンチも２素材で制作

素材の組み合わせ、脚の形状など、

チェアとあわせてオーダー製作した板座のベンチDC４０２。

幅は1,250mmで、ご来客時にも便利にお使いいただけます。

奥様のご要望をエッセンスとして加えたK様邸オリジナルのダイニングテーブル。

メンテナンスをしながら経年変化をお楽しみください。