ブラックチェリーのマイチェアコーディネート

名東店の松崎です、こんにちは。

毎日暑いですね。

外に出ると、何もしていないのに汗が噴き出てきます。

適度な塩分と水分補給を忘れずに。

さて、本日は名東店より豊田市・F様邸にテーブルとチェアをお届けしてまいりましたのでご紹介。

個性的なチェアを合わせて

F様はご新築を機にテーブル&チェアを新調するのにご相談いただきました。

F様の知人が当店で家具を購入いただいたいており、その方から勧められて当店に足を運んでいただいたそうです。

天板厚み４０ｍｍブラックチェリー材

テーブルはいろいろご覧いただいたなかから、「Eredita(エレディータ)」を気に入られました。

「Eredita」は寛いでも過ごしやすい幕板なしのすっきりデザインですが、8/4インチの厚材から加工する40mmの天板を採用しているので大きなサイズで製作しても天板が薄っぺらく見えずプロポーション良くまとまるのが特徴。

合わせるチェアを選ばないよう意識的に意匠を入れ過ぎないシンプルデザインにしていますが、天板裏の反り止めに伝統的な木工の仕口(しくち)である「吸付き蟻桟」を採用したり、少し大きめに丸めた面形状や天板に負けないようやや太めの90mm角脚などディーテルに配慮してチープに見えないようにしてあります。

チェアはそれぞれに気に入ったものを合わせるマイチェアのコーディネートで。

ISU WORKSの『HUG』チェア

奥様は細身で扱いやすい軽さが特徴の「HUG」をセレクト。

背もたれ笠木は積層成形合板で大きなアール形状とし背中にぴったりフィット、座面のボトムはトランポリンのように布バネを張った仕様で底付き感なく長く寛いで過ごせます。

細身のデザインや前述のボトム構造に由来する4kgに満たない重さは非常に扱いやすく、立ったり座ったりと出入りの多い女性や、まだ力が弱く自分で上手に椅子をひくことができないお子様にちょうどよいでしょう。

セミアームチェア『ペッカー』

ご主人は肘をちょこんと置いて寛いでも過ごしやすい「ペッカー」をセレクト。

幅をややゆったり持たせた設定は、股を開いて座ることが多い男性でも窮屈に感じることなく、ちょこんと肘を掛けられる半アームデザインや底付き感がでないよう中央をくぼませた成形合板の芯材を使った座面など、寛いでも過ごしやすいです。

片持ち構造のアームは前方に垂直パーツがないので90度横を向いても座りやすく、リビングやキッチンの家族と会話する際など姿勢を変えやすいので、現代のダイニング向きの設定かもしれません。

縦格子が特徴『TCW２０３１』チェア

残りの2脚は、ショップのテーブル「Eredita」に並べてある組合わせが気に入られたようで、展示と同じ「TCW２０３１」、「CC」を合わせて。

チェアの張地はそれぞれ気に入られた生地でご用意。

自分に合わせて選んだチェアだから使い心地も良いし、好みの生地で張ってあるので愛着も大きくなることでしょう。

躍動感のある天板ブラックチェリー材

素材は経年変化の様子を気に入られてブラックチェリーにて。

最初はこんなに明るいですが、ヌメ革製品のように時間をかけて飴色に深みを帯びていく、育てる楽しみもある素材。

きめ細かい木肌のすべすべしたタッチや開梱した時に香るほのかに甘い芳香は、納品の際のちょっとした楽しみ。