モダンインテリアと
TRES「GRVA」

中川店の松崎です、こんにちは。

今年は開花が遅く、新入生となるお子様がいるご家庭では満開の桜の中で入学式を迎えることができたのではないでしょうか？

桜舞う通学路を身の丈にあわない大きなランドセルや真新しい制服を身に着けた子供たちが歩く姿はとても絵になるし、微笑ましくなりますね。

さて、本日は中川店より鈴鹿市・O様邸にソファなどをお届けしてまいりましたのでご紹介。

TRESソファ 「GRVA」

O様はご新築を機にソファなどを新調されるとのことで当店にお越しいただきました。

ソファ選びでいろいろ迷っているところにWEBで知ったソファブランド「TRES THE SOFA TAILOR（トレス ザ・ソファテーラー）」が気になり、最寄りで見て試せるショップを調べるうちに当店を見つけられたそうです。

TRESはソファに特化したブランド。

連綿と培ってきたその専門性の高さを活かして生み出されるソファは、素材・構造・設計・デザインと機能性を左右する「ハード面」からインテリア性を高める「ソフト面」まで吟味されており、その高い耐久性・至福の掛け心地・メンテナンス性で生涯付き合える道具へと昇華させています。

中川店ではいろいろなモデルをお試しいただけますが、O様がセレクトされたのは「GRVA」。

奥行きを一般的なサイズから20cmほど深くすることで寝転んだりあぐらをかいたり、椅子座でありながら床座のようにくつろいだスタイルでも過ごしやすい設計になっていますが、現代のリビングでの過ごし方にとてもマッチしておりショップで人気があるモデルのひとつ。

リビングスペースをかなりゆったり取った間取りであることと家族みんなで座っても窮屈にならないよう、L字のカウチスタイルをご希望でした。

直線基調のシンプルデザインはモダンなインテリアとの相性が良く、細身なステンレス磨き仕上げのレッグをあわせてクールで都会的な印象に。

床からの立ち上がりをやや大きめに取った設計なので床材の露出が増える分見た目も軽やかで、ルンバなどロボット掃除機も通れてフローリングモップなども通しやすいため掃除がしやすく衛生的。

モダンなインテリアは無彩色系のニュートラルカラーとの相性が良いですが、床材や壁装材の一部に天然石を使った内装であることやダイニングを天然木で合わせることを考慮してあまりクール過ぎない配色でセレクト。

ボディとクッション部はCタイプの生地からグレイッシュなベージュの「MTL-MC」。

シェニール調で立体感があり肌触りも良いファブリックですが、光沢のある糸が織り込んであるので高級感があり照明環境で表情の変化を楽しめる生地。

素敵なファブリックですが全部同じ生地にするのは単調でつまらないし、少し変化をつけて腰部のピロークッションだけ違うものを合わせました。

さりげない対比で上品な印象になるようトーンは大きく変えず、Eタイプの生地から幾何学的なグラフィックパターンのテキスタイル「12141-GR」をアクセントとしてモダンに合う無機質さを加えてあります。

明るいカラーは汚れが気になると敬遠される方もいらっしゃいますが、TRESのソファは「フルカバーリング仕様」で作られるためカバーは外してのお手入れが可能ですし、ずっと使った先に裂けるなど消耗した際もカバー交換で簡単にリフレッシュできるので安心してお使いいただけます。

ソファはインテリアにおいて面積比の大きなアイテムですから、カバーを着せ替えて簡単にインテリアイメージを変えられる点も利点ですね。

自分専用の椅子選び

ダイニングには大きなオークのテーブルがあり、それに合わせてチェアもご用意。

ご家族みなさまそれぞれ自分に合う椅子で合わせるマイチェアコーディネート。

イストクの「VIOLA」。

幅広でゆったりくつろいでも過ごしやすい設計で、曲げ木の技術で大きく曲げられた背もたれ笠木は広い面で背中を受けるため背あたりも良い。

出入りがしやすいよう肘が短めのハーフアームデザインにて。

シキファニチアの「Omega」。

こちらも幅広のゆったり設計で、座面にひと工夫してありくつろぐのに適したチェア。

座面の芯材である積層合板のお尻が当たる部分をくり抜き、そこにトランポリンのように布バネを張ることで底付き感のない掛け心地に。

こちらも出入りがしやすいハーフアームデザインでご用意。

宮崎椅子製作所の「Daen」。

前脚は端から背を通って反対の端まで、まるで一筆書きのように繋がったデザイン。

曲げ木による加工ですが、手のひらや腕、背中それぞれに対して平面部分で受けることで当たりが強く出ないよう3次曲面形状になっており、難易度の高いデザイン。

角を大きく落とした丸みのあるディテールですが、パーツのどこを切っても断面が楕円になるのが名前の由来だとか。

シキファニチアの「North」。

北欧デザインを思わせる細身で丸みのあるフレームは見た目もすっきりでインセットの座面がフレームのデザインを際立てます。

背中にも詰め物を入れた仕様なので背あたりもかなり良く、くつろいでも過ごしやすい設計。

接合部には「持ち出し」構法を採用するなど、細身でもきちんと組付け強度をもたせた椅子。

出入りがしやすいようハーフアームデザインにて。

居室に対して椅子の面積比はごくわずかであることと、空間を少し締める効果を持たせるため、素材はテーブルと変えてウォールナットにて。

ファブリックはニュートラルカラーを中心にみなさんそれぞれお好きな生地で。