長く愛せる、ブラックチェリーのテーブル＆チェア納品事例

名東店の松崎です、こんにちは。

暖かくなってきました。そろそろ桜の季節ですね。

さて、名東店より、東浦町・M様邸にテーブル＆チェアをお届けしてきましたので

ご紹介。

オリジナルテーブル『Eredita』

M様はご結婚を機に新生活のご準備で名東店にお越しいただきました。

テーブル&チェアをお探しでしたが、テーブルは新しく入ったばかりの

「Eredita(エレディータ)」に一目惚れされました。

反り止めは「吸付き蟻桟」にて

Vigoreデザインの「Eredita」は、見た目はごくシンプルですが、40mmの厚材を

採用し、「吸付き蟻桟」などの高度な木工加工技術を織り込みながらディテールにも

配慮したテーブル。

高度な木工加工技術

天板の反りや暴れを抑える「吸付き蟻桟」。

台形に切った蟻溝に、同じ形の桟を差し込む工法。

桟は、環境に合わせて膨張・収縮する木の動きを考慮して接着はしてありません。

蟻溝部分には同じ形状で繊維方向を合わせた木をはめ込んでフタをしてあります。

溝と桟の隙間は0.01mm。精度の高い加工が要求されます。

天板・脚の角は2mmRの丸面取りをしてあります。

天板の収縮を考慮して脚の取り付けは5mmずつ内側に入れてありますが、その

チリ寸を目立たせないことと、腕をついたときの当たりが優しくなるように。

エッジを立てないディテールは親しみやすさを憶えます。

縦の格子が美しいチェア『TCW２０３１AC（板座）』

チェアは深い「座ぐり」で板座ながらも掛心地が良く、ディテールが美しい

「LATTICE」を選ばれました。

セミアームデザインは、出入りのしやすさを損なうことなく寛いで使うこともできる

ので、ダイニングで忙しく動く女性の方を中心に人気があります。

素材は、経年変化の様子を気に入っていただきブラックチェリーで製作しました。

ブラックチェリーはお二人と同じ時間を過ごしながら、飴色に円熟味を増していく

「育てる」楽しみもある素材。

日々変わっていく様子を楽しみながら、愛着を持って末永くお付合いくださいませ。